井の頭弁財天さま。
新しい年を迎え、みなさま初詣はいかれましたか??
私たちは、ご近所の井の頭公園内にある『 井の頭弁財天 』さまへご挨拶に行ってまいりました。
弁財天はもともとはインドのヒンドゥー教の神様サラスヴァティーのことだそうです。
このサラスヴァティーとは、聖なる(豊かなる)河といった意味で、水の神様とされてきました。
そのため、井の頭弁財天も井の頭池の中におまつりされているようです。
もともと河の神様のサラスヴァティーですが、河の(水の)流れの音が
音楽や豊かに溢れる言葉を連想させることから、
音楽をはじめとした芸術や学問全般の神様としての信仰も集めたそうです。
日本においては、農業や穀物の神様である宇賀神と習合して、五穀豊穣の神様としても崇められ、
「才」を「財」に置き換えて、財宝を授ける神様としての信仰が盛んになったそうです。
こちらの女神さまが大変なやきもち焼きで “公園内のボートにカップルで乗ると別れる”
というジンクスを良く耳にしますが、女神さまは歴とした神様ですので
嫉妬などすることはないようですよ。
どうやら、お互い相応しくないカップルを神様が別れさせてくれるとか、、、。
ボートに乗ったカップルが別れてしまったのは、もしかしたら “ 他に相応しい相手がいますよ。”
と女神さまが気を利かせてくださったのかもですね。。。
冒頭写真の橋を渡るとお堂があります。
お堂の左を奥に進むと、銭洗い場があります。
こちらでお金を洗うと、金運上昇のご利益があると言われています。
井の頭池では 今年もカモが元気に泳いでいました。
今年も一年、たくさんの人と生き物を見守りながら、井の頭公園を守ってくださるのですね。
水の神様が喜んでくれるよう、日常でも水を大切に過ごしたいです